はじめまして。整体院famirie-ファミリエ-院長の山田美和子と申します。現在は、夫と子どもと3人で川崎市に暮らしております。
私はもともと作業療法士として、病院や介護施設で25年以上にわたり勤務してまいりましたが、現在は独立し、腰痛治療を中心に「痛み」でお悩みの患者様の施術を行っております。
「なぜ作業療法士が腰痛治療を?」と不思議に思われる方もいらっしゃるかと思います。そこで、少しだけ私自身のお話をさせていただければと思います。
作業療法士の養成校で学んでいた頃から、「病院ではなく、地域に暮らす皆様の生活に寄り添ったリハビリをしたい」という想いを強く抱いていました。
なぜなら、病院では退院後の患者様の生活まで見ることが難しいからです。作業療法の本質は ”生活のリハビリテーション” であると私は考えています。
そうした想いから病院を退職し、その後は地域の作業療法士として、介護施設などでリハビリを提供してきました。
しかし、そこで直面したのが、圧倒的な知識不足でした。施設ではリハビリ職が私一人というケースも多く、作業療法だけでなく、「歩けるようになりたい」「腰が痛い」「膝が痛い」など、さまざまな身体の悩みに対応する必要がありました。
目の前の患者様を何とかしたい一心で、私は一つひとつ学びを積み重ねてきました。
なかでも一番の壁は、「リハビリでは痛みは取れない」という自分自身の思い込みでした。学校では “痛みの解消” についてはほとんど教わりません。そのため、自ら多くの研修やセミナーに参加し、知識と技術を学び直しました。
「痛み」は、日常生活のパフォーマンスを大きく下げてしまいます。今の生活を取り戻すためには、まず “痛みの解消” が出発点なのです。
患者様の痛みが取れ、笑顔を見せてくださる瞬間は、私にとって何よりの喜びであり、宝物です。