資格を取得し病院に勤務し、やっと理学療法士になった1年目。
それは突然起こりました。仕事後帰宅中にバイクで交通事故を起こしてしまったのです。
事故のことは覚えておらず、気づいたら大学病院にいました。「足趾を切断するしかないね」とのこと。切断することになりました。そして挫滅した皮膚が戻らない・・・ 皮膚移植などもし結局3ヶ月も入院しました。
退院後はすぐに職場復帰をさせてもらいました。
しかし働くと体を動かすのがとても辛い・・・ 初めの頃は腰が張るだけでしたが、だんだん首や膝など全身がだるく辛い状態でした。働くだけで精一杯、そんな日が続きました。
それでも何とか頑張っていると今度はぎっくり腰を頻回に起こすようになりました。もうどうすれば良いのか? 改善させるために仲間のリハビリを受け、それ以外にもスポーツジムに入って運動習慣を作ったり、食事に気を付けてダイエットをしたり色々なものを試していきました。しかしぎっくり腰を頻回に起こします。正直、学校で習ったことなどでは解決できないと悟りました。そのため色々な勉強を始めました。
体の使い方や関節調整の技術など・・・色々と学び実践していくうちにぎっくり腰を起こさなくなりました。私はなるほど!これは!と思いそれを教えるための資格なども取得していきました。
治療で大切なことは、結果を出すこと。それはもちろん当然です。しかしただ治療するだけではない。自分が良くなっていく過程で感じた焦りや不安などにも答えていける。そんな治療者を目指しています。