小学6年からバスケットボールにのめり込み、いつかは一流になりたいと夢見ていました。高校2年になる前だったと思うのですが、足首が痛い時があったりなかったりで、当時の自分ではよく分からなかったので、放置していました。ある日、膝を痛めてそのついでに足首も診てもらうと、即ドクターストップがかかりました。病院の先生からはスポーツは難しいかもと言われて、すごくショックで泣きそうになったのを覚えています。
検査の結果、治ることが分かったのですが、ここからが長かったんです。
骨が引っ付くまで半年 → 一度復帰(3ヶ月)→ 痛み再発 → 手術
結局卒業まで、3ヶ月しか選手としてできずに高校生活は終わりました。リハビリが終了してからも痛みが取れず、それでもバスケットがしたくて無理やり大学2年生になる前にまたやり始めました。
アップで痛みがでて休むを繰り返して1年、やっと痛みがでなくなったのは、3年生になってからです。ケガの発覚から痛みがなくなるまで4年です。治せる人が近くいればこんなにも時間はかからなかったはずです。そしてこの時ほど、自分と同じ経験をしてほしくないと思ったことはありません。
このことがきっかけで、治すということに興味を持つようになりました。