ー本当に治したいなら、「動くこと」が必要ですー
腰が痛いとき、多くの方がまずコルセットを巻いたり、電気治療を受けたり、湿布や痛み止めに頼ります。
しかし、これらはいわゆる「対処療法」にすぎず、一時的に痛みを和らげるだけで、腰痛の根本的な改善にはつながりません。
実際、世界中の医療ガイドラインや研究でも、慢性的な腰痛に対しては薬や電気治療よりも運動療法が効果的だと示されています。
✅ オーストラリア国立健康医療研究評議会(NHMRC)の報告によれば、
「腰痛に対する長期的な改善効果が最も高いのは運動療法であり、薬物治療やパッシブ治療(電気・マッサージなど)は限定的である」と明記されています。
✅ 米国整形外科学会(AAOS)も、腰痛ガイドラインの中で、
「慢性腰痛患者には運動や身体的活動を継続することが推奨される」と強調しています。